乱取りは、修行が上達し出来上がった人が自分を試すための方法だ。何を試すかというと、技が掛かるか?などを試すのではない。心がとらわれることがないかを試すのだ。

心の状態が身体に影響を与えるということは合気道の稽古ではすぐに分かる。合気道はお互いが素手で相手と接する瞬間があるため、心のあり方が変わるとすぐに動きが変わってしまうのが分かる。相手の技の駆け引きに心がとらわれると自分では気が付かなくとも相手と対立する雰囲気がはっきりと出てくる。

武道というものは、本来生死の境に用いられる、非常に現実的なものである。ところが日本の武道の伝統的訓練法の特徴は、それを本当に習うときには、勝負、強弱を一切念頭に置かぬことによって、技を生める心身の法則を得られるように教えこまれていた事にある。

心の状態が身体に影響を与えるということは合気道の稽古ではすぐに分かる。合気道はお互いが素手で相手と接する瞬間があるため、心のあり方が変わるとすぐに動きが変わってしまうのが分かる。相手の技の駆け引きに心がとらわれると自分では気が付かなくとも相手と対立する雰囲気がはっきりと出てくる。

合気道は鍛錬の稽古が二割、
気の流れの稽古が八割。
鍛錬の稽古がそれより多くなると
感覚が鈍くなる。

透明な宇宙の世界にフッと同化する気持ちになる。
肛門が締まって腹に気合が入って
あとはゆったりとしていること。
力を抜く代わりに呼吸が入っている。
それを全身に気が入っているというのだ。

合気道は現代に活きる武道である。
現代に活きる武道とは何か。
それは命の力を高め、
命の使い方の法則を確立し、
日常生活に活かす武道である。
植芝盛平先生は、おっしゃった。
「合気道が日常に活かせるようになったら、その合気道は本物だ。」

合気道とは人と人との結びつきを大切にする武道である。稽古の主眼は「生命力を高め、その力を人と対立する執着には使わず、心を鏡の如く集中的に使い、同化、統一、三昧に到り、宇宙の進化と向上に寄与すること」である。

さらに、この伸びからその延長として、「流れ」「伸びの線」が出るようになる。その「気の流れ」に相手も自然と入り、一体化するようになる。これを武道的には、「同化」「統一」と言う。

「伸び」とは、呼吸法で練り上げた内的振動の伸びと、体重のかけ替え、体の安定した移動によって生じる外的な体の動きの伸びとの一致である。

基本の足捌き、体の動き手捌き等は下丹田を中心として行い丁寧に身につけること。基本の手順を覚え、稽古を重ねることによって、その動きの角が次第に取れ、動きが無理なくできるようになる。その動きに「伸び」が出るようにするのが肝要。

合気道の稽古で一番注意を要するのは、初心の時から身体および身体の動きにも、対象に囚われない法を身につける稽古法を行うことである。初心の時についた習慣は、後になって直すのはとても難しい。

稽古には、考える稽古と感じる稽古があるが、呼吸法をよく行って気を練り、感覚力を高めていくことが重要。

合気道の呼吸力を高めるには、自分の「命の力」を高める必要がある。そのためには、呼吸法に熟練することが不可欠だ。

「無我一念法」「連想行」をよく研究し毎日規則的に訓練することが技の上達でも非常に大事である。

呼吸は、宇宙本体と小宇宙である我々との、つながりとも言える。したがって全ての稽古法と密接に関係している。

呼吸法の真諦は、「伸び伸びと大宇宙の知慧と力を受け入れ、中丹田、下丹田(併せて大丹田)に受け入れ、吐く時は呼吸の振動・波動が大きく空間に広がっていき、一切に共に生きる喜びを伝える気持ちで行う」と先人は教えている。

どのような仕事の世界であれ、人間の働きは、「集中→統一・同化→三昧」の世界に入るように修錬、研鑽するのが大事である。

合気道の稽古の手は、剣を握る手を、自然に開き、指を伸ばした形で行う。相手の手を捕まえるというよりも、相手の手が自然と、自分の手の中に滑り込んでくるように錬り上げるのが大事である。

基本の足捌きを身に付けることは、全ての動きに通じる基本法則を身に付けたのと同じである。そして合気道全体を有機的に活動できるようになる。

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